コーヒー豆の挽き方
こんにちは
大和屋 広報担当のノブサワです。
3月に入り、春らしい陽気になってきました。大和屋では桜商品・春商品が販売中です。
暖かくやわらかな色合い・・・すっかり春ですね!
さて、本日は「コーヒー豆の挽き方」についてご紹介します。
【そもそもなぜ、コーヒー豆は挽くのか?】
コーヒーは湯(水)と触れることで、コーヒーの成分が湯へと溶け出します。コーヒー豆を挽かずに、豆の状態でも成分は溶け出しますが時間もかかり、なおかつ成分が溶け出しにくい状態です。
コーヒー豆を挽くことで、湯が触れる面積が増えて、成分の溶け出す効率が良くなります。挽き方が粗ければ粗いほど湯がコーヒー内部へ浸透する時間もかかるので、成分抽出は遅くなり、細かければ細かいほど早くなります。
ちなみに・・・粉の粗さによりどのくらい違いが出るのか見るために
大和屋ブレンドを「細挽き・やや細挽き・中挽き・やや粗挽き・粗挽き」の5種類の挽き目と「豆のまま」を用意して、試してみることにしました。
お湯を注ぎ、蒸らすこと2分・・・
それぞれ、こんな感じです。
(左から:細挽き・やや細挽き・中挽き・やや粗挽き・粗挽き・豆)
綺麗なグラデーションになりました。豆のままの状態でもうっすらと成分が溶け出していることがわかります。
【豆の挽き方】
豆の挽き方は主に「細挽き・中挽き・粗挽き」の3つに分けられます。
コーヒーを淹れるときの器具により、挽き方を変えことでより美味しくコーヒーを楽しむことができます。
器具ごとにおすすめしている挽き方は・・・
<細挽き〜やや細挽き>
サイフォン・水出しコーヒー・エアロプレス
<中挽き>
ペーパードリップ(カリタ・ハリオ等)・コーヒーメーカー (ペーパー使用)
<やや粗挽き〜粗挽き>
パーコレーター・コーヒーメーカー(金属メッシュ)・ネルドリップ・フレンチプレス
コーヒー豆の種類や焙煎度合い、お好みによってもおすすめの挽き方は変わりますので、迷ったときはスタッフに聞いてみてくださいね。
【コーヒー豆の挽くタイミング】
コーヒー豆は空気に触れることで劣化が始まるので、できれば淹れる直前に挽くのがおすすめです。挽いた状態でコーヒー豆を購入した場合は、なるべく早めに・・・1週間くらいを目安に使いきるとよいでしょう。
なるべく空気に触れないように、密閉容器にいれ高温多湿を避けてください。また、冷蔵庫内での保管は臭いうつりの原因となりますのでご注意ください。
今回は豆の挽き目による違いをご紹介しました!少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。