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コーヒーカスの再利用
大和屋 広報担当のノブサワです。
本日は真冬のような寒さですが、3月に入り春らしい陽気の日が増えましたね。
群馬県庁32階展望フロアにあるYAMATOYA COFFEE 32では、本日より春のドリンク「ブロッサムチャイ」が発売となりました!
桜パウダーで描かれた桜モチーフが一段と可愛らしい、チャイの優しい甘みと桜の香りで春を感じられるドリンクです。
桜のシーズン限定のドリンクですので、この機会にお楽しみください。
さて、本日はコーヒーカスの再利用について考えてみたいと思います。
■消臭に
焙煎後のコーヒー豆には小さな穴がいくつも空いており、臭いを吸収する効果があります。
コーヒー豆を「冷蔵庫内」や「臭いのするものの近く」で保管するのは良くない。とされているのは、この為です。
この性質を利用して抽出後のコーヒーカスは消臭剤としても使えます。
消臭剤として使用する場合は、バットや新聞紙の上などでよく乾燥させてから、お茶のパックなどに入れて使うと簡単です。乾燥せずに使うと、カビが生える原因になりますのでご注意ください。
■プラスチック原料の一部として
コーヒーカスですが、プラスチックの原料の一部として使われていることもあります。
大和屋で今年発売になったYAMATOYA COFFEE オリジナルタンブラーは、外装のプラスチック部分に30%(おそよコーヒー2杯分)のコーヒーカスが入っています。
コーヒーカスが再利用されているからこそ生まれる、優しい質感のタンブラーです。サスティナブルが求められている現在、こういった商品を通して環境問題ふれるきっかけとなれば幸いです。
タンブラーについて、詳しくはこちら
→deepresso・プレスセンター
■植物に
こちらもよく耳にするコーヒーカスの再利用方法ですが、実際どういった方法で使うのが良いのか…先日酪農をやっている方の畑にお邪魔する機会があったので、使い方についてお伺いしました。
堆肥の一部として混ぜ込むことは問題ないですが、混ぜすぎてしまうと、畑(土)が痩せてしまう原因になってしまうそうで、コーヒーの香りがほんのりするくらいを目安に、お店に売っている堆肥と混ぜるのがおすすめとのことです。
また、コーヒーの木を育てるときにコーヒーカスを入れたら元気良く育ったとの声をいただきました。コーヒー同士ならば相性が良いのかもしれません。
5〜9月頃がコーヒーの木を植えるのに適している時期なので、試してみたいと思います!
■その他にも・・・
布や紙などを染める原料として使ったり、スクラブ効果として石鹸に混ぜこんで再利用する方法もあるようです。 コーヒーを飲んだ後のコーヒーカスを再利用することで、コーヒーを楽しみ方も広がるかもしれません!
コーヒーの楽しみ方の一つとして参考になれば幸いです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。