大和屋

大和屋 つれづれ記

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コーヒーを題材にした本や映画をピックアップ!

こんにちは!
急激な暑さに、初夏バテ気味な、大和屋のアイシマです。
コーヒー好きの皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、コーヒー好きにおすすめの本と映画をいくつか紹介したいと思います。
暑くて外に出づらい今の時期、涼みながら読書や映画などいかがでしょうか?


1. コーヒーが冷めないうちに(川口俊和 著)
時間を行き来できる不思議な力を持つコーヒー店を舞台にした、心温まる小説です。コーヒー好きはもちろん、ファンタジー好きな方にもおすすめです。
物語は、とある喫茶店で働く主人公・凪が、淹れたコーヒーに不思議な力があることに気付くところから始まります。
その力とは、時間を5分だけ戻せるというもの。凪はこの力を利用して、様々な人々の悩みを解決していきます。
登場するキャラクターたちは、それぞれに抱えている問題や葛藤があり、とても人間味あふれています。
そして、そんな彼らを繋ぐのが、コーヒーなのです。コーヒーを飲みながら、人々は互いの心を開き、絆を深めていきます。
この小説の魅力は、なんといってもその温かいストーリーです。
読んでいるだけで、心がほっこりとしてきます。また、コーヒーの描写も非常に細部までこだわっており、コーヒー好きにはたまらない一冊と言えるでしょう。

2. 珈琲いかがですか?(磯谷さくら 著)
元々は漫画だった作品が小説化されたものです。
老舗喫茶店を舞台に、個性豊かなキャラクターたちが織りなすストーリーは、ほっこりとした気持ちにさせてくれます。
老舗喫茶店「凪の浦」を営む布引萌は、様々な事情を抱えた人々が訪れるお店を温かく見守っています。
ある日、萌の元恋人である青山時雨が入店し、2人の関係に変化が起こります。
物語は、萌や時雨、そして「凪の浦」の常連客である人々の日々を丁寧に描いていきます。
それぞれのキャラクターが抱えている悩みや葛藤、そしてそれを乗り越えていく姿は、読者の心に響くことでしょう。
この小説の魅力は、なんといってもその登場人物たちの魅力です。
個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマは、とても読み応えがあります。
また、コーヒーや喫茶店の描写も非常に温かみがあり、読んでいるだけで心が癒されます。

3. 世界一周コーヒー紀行(堀口珈琲 著)
スペシャルティコーヒーの焙煎士である堀口珈琲氏が、世界各地のコーヒー農園を訪ね歩く様子を綴った紀行文です。
コーヒーの奥深さや生産者の情熱を学ぶことができます。
堀口氏は、様々な国のコーヒー農園を訪れ、そこで栽培されるコーヒー豆について学び、生産者たちと交流します。
その中で、コーヒーの品質を決める様々な要素や、生産者たちの苦労や喜びを知ります。
この本は、コーヒーの生産過程について詳しく知りたい方におすすめです。堀口氏の情熱的な文章を読むことで、コーヒーに対する理解が深まることでしょう。
また、世界各国の美しい写真も掲載されており、旅情を味わうこともできます。

映画
1. かもめ食堂(荻上直子 監督)
フィンランドのヘルシンキを舞台に、2人の女性が営む小さな食堂を描いた作品です。コーヒーや北欧の風景が美しく、心が温まります。
サントリーコーヒーのCMをきっかけに制作された本作は、コーヒー好きにはたまらない作品です。
主人公であるサドリとミドリが作るコーヒーは、どれも美味しそうで、思わず真似したくなります。
また、フィンランドの美しい風景も魅力の一つです。雪景色やオーロラなど、思わず息を呑むような景色が楽しめます。

2. バグダッド・カフェ(ペル・キヴィー監督)
アメリカとメキシコの国境近くにある砂漠のカフェを舞台にした、ロードムービーです。コーヒーが人々を繋ぎ、人生を変える様子を描いています。
砂漠の真ん中に突然現れたカフェ「バグダッド・カフェ」。
そこには、様々な事情を抱えた人々が集まってきます。カフェを経営するジャスミンは、そんな人々を温かく迎え入れ、コーヒーをふるまいます。
この映画は、コーヒーが持つ不思議な力について描いています。コーヒーを飲むことで、人々は互いの心を開き、絆を深めていきます。
また、砂漠の広大な風景も印象的で、心が解放されるような感覚を味わえます。

3. コーヒーとシネマ(ジーン・マルク・ヴァレ監督)
1950年代のロサンゼルスを舞台に、脚本家を目指すフレデリックとウェイトレスのヘレンの恋を描いた作品です。
コーヒーショップが重要な舞台となっており、当時のアメリカ文化を垣間見ることができます。
脚本家を目指すフレデリックは、ウェイトレスのヘレンと出会い、恋に落ちます。2人はコーヒーショップで出会い、意気投合します。
しかし、フレデリックは脚本家として成功するためにはロサンゼルスを離れる必要があることに気づきます。
この映画は、夢と現実の間で葛藤するフレデリックの姿を描いています。
コーヒーショップという空間を通して、当時のアメリカの人々の暮らしや文化を垣間見ることができます。
また、ジャズ音楽が映画の世界観を盛り上げているのも印象的でした。

まとめ
今回紹介した以外にも、コーヒーに関する本や映画はたくさんあります。
ぜひ色々試してみて、お気に入りの作品を見つけてみてはいかがでしょうか。
そして、美味しいコーヒーを片手に、読書や映画鑑賞を楽しんでくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。