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大和屋 つれづれ記

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ベトナムコーヒー

こんにちは

大和屋広報担当のノブサワです。
あっという間に8月ですね!

現在群馬県庁32階YAMATOYA COFFEE 32では世界のコーヒーシリーズとして「ベトナム」にちなんだメニューを販売しています。

8月末頃までの販売を予定しておりますので、この機会にぜひお楽しみください。


さて本日は、YAMATOYA COFFEE 32のベトナムメニューにちなんで、ベトナムのコーヒーについてご紹介いたします。
連日猛暑日が続いておりますが、熱帯気候の「ベトナム」のコーヒーの飲み方を通じてコーヒータイムを楽しんでいただければ嬉しいです!


東南アジアに位置するベトナムは、ブラジルに次いで世界2位のコーヒー生産量を誇ります。
ロブスタ種という品種の栽培が主流になっており、ロブスタ種の味わいは苦味が強く、独特な風味があります。

そんなベトナムではコンデンスミルク入りのコーヒー「カフェスア」というベトナムスタイルの飲み方があります。
コンデンスミルクの甘味とロブスタ種の持つ苦味がマッチします。

ちなみにベトナムは乳牛の生産が盛んではなかったことや、保存がきくという観点からコンデンスミルクをコーヒーに使うようになったそうです。

●カフェスアの作り方

カップにコンデンスミルクを入れて、「カフェ・フィン」(phin cà phê)と呼ばれる専用のフィルターを使って抽出を行います。

「カフェ・フィン」はペーパーフィルターを使わず、小さな穴の空いたフィルターに直接粉をいれ、中蓋で抑えてその上から湯を注ぎます。

ぽたぽたと少しずつ湯が落ちるので、じっくりとコーヒーを抽出することができます。


ステンレス製もしくは、アルミ製で作られているのもが多く、カップに乗せる穴の空いた「下皿」、コーヒーの粉と湯をいれる「ドリッパー」、コーヒーの粉を押さえる「中蓋」、抽出時の蓋となる「上蓋」の4つのパーツに分かれています。


「中蓋」はネジが付いているもの、付いていないものがあります。ネジ付きのものは、粉をセットした後にネジの回し加減で、圧縮した状態で抽出することができます。ネジがついていないものは、粉の上に押し込むように乗せて抽出を行います。 

●レシピ(カップ1杯分)
・コーヒーの粉(中挽き) 12g〜15g
 ロブスタ種のコーヒーを使用
※挽き目が細かすぎると、フィルターから出てしますので注意。
・お湯 100〜120g
・コンデンスミルク20g〜25g程度

<淹れ方>

❶コンデンスミルクを入れたカップの上にカフェフィンをセット、コーヒーの粉を入れ、平らにします。


❷中蓋をセットします。
濃く抽出したい場合はしっかりと。軽く抽出する場合は緩めにセットします。


❹粉全体に湯が掛かるよう、20〜30gほどの湯を淹れて20秒蒸らします。


❺残りの湯を回しながら少しづつ注ぎます。


❻上蓋をして、5〜10分程湯が全て落ち切るまで待ちます。


上蓋は裏返すことで、その上にドリッパーがおける構造になっています。
お好みに合わせてコンデンスミルクを溶かしながらお楽しみください!

アイスコーヒーを作る場合は、コンデンスミルクをセットしたカップに濃いめにコーヒーを抽出して、氷をたっぷりと入れたグラスに一気に注ぎます。
熱帯気候のベトナムではアイスで楽しむのが定番のようです。

カフェ・フィンがない場合は、フレンチプレスや金属フィルターを使用すると近い味わいのコーヒーが抽出できますので試してみてください。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。