水出しコーヒーの楽しみ方
こんにちは
コーヒーマイスターのサクライです。
大和屋高崎本店前のハナミズキ通りのハナミズキが見頃を迎えています。
さて、本日4月22日はアースデイ。地球環境について考える日とされています。
SDGsをはじめ、サステナブルな社会が求められている昨今…
環境問題については色々な場面で話題になっているのではないのでしょうか?
コーヒーにおいても2050年問題という大きな課題があります。
地球温暖化の影響で、コーヒーの生産可能な地域が現在の50%程度になり、更に産地の寒暖差が小さくなることで品質(味)の低下。需要と供給のバランスが崩れ市場価格の高騰が止まらなくなる…
30年後も美味しいコーヒーを飲み続ける為にも、改めて地球環境について考えてみることが大切なのかもしれません。
と、少々重たい書き出しになってしまいましたが、今回のブログのテーマは
「水出しコーヒー」についてです。
水につけておけば出来上がるので比較的手軽に楽しめるコーヒーです。
暑くなるこれからの季節にぴったりです。
ダッチコーヒーという名の方が馴染みある人も多いかも知れませんが、最近はコールドブリューなんて呼ばれたりもしていますね。
今回は「水出しコーヒー」「ダッチコーヒー」「コールドブリュー」の違いや
おうちでの作り方などを紹介します。
■「水出しコーヒー」「ダッチコーヒー」「コールドブリュー」の違い
答えは全部一緒です。
どれも常温の水を使い時間をかけて、ゆっくりと抽出するコーヒーです。
違いといえば「ダッチコーヒー」は水を点滴の様に垂らし抽出するコーヒーの事を指すことが多いと言ったところでしょうか。
「ダッチコーヒー」は「ダッチ(オランダの)」コーヒーという意味ですが、発祥はオランダではなくインドネシアになります。
かつてオランダ領であったインドネシアで、駐在していたオランダ人が苦味の強いコーヒー(ロブスタ種)美味しく飲むために考案された抽出方法と言われています。
■水出しコーヒーを作ってみよう!
市販されている不織布のだし用やお茶用のバックにお好みのコーヒーを詰めて一晩水に漬け込むだけでも出来るので、お気に入りのコーヒーなどで作ってみるのもおススメです。
ちなみに…
水出しコーヒーは、低温でゆっくり抽出するのでコーヒーの欠点が出にくくなるといった利点もあります。
購入したけどちょっと好みじゃなかったコーヒーや、開封後時間が経ってしまったコーヒーなどを水出しアイスコーヒーにすると、意外と美味しく飲めたりするので試してみてはいかがでしょうか?
■おうちで出来る!水出しアイスコーヒーのレシピ紹介
最後におうちで出来る「水出しコーヒー」の参考レシピを紹介します。
・お好みのコーヒー豆 中挽き 50g
・水 500㏄
・お茶用(だし用)バック
手順
①お茶用(だし用)バックにコーヒー豆を詰める
※ぎゅうぎゅうに詰めない(バックが小さい場合は2~3枚に分ける)
②コーヒーを詰めたバックをポットに入れる
③ポットに500㏄の水を入れる
④冷蔵庫などで一晩漬ける
⑤その後、バックを取り出して完成
※漬け込んだバックを強く揺すったり絞ったりはなるべくしない
今回は「水出しコーヒー」について紹介いたしました。
気温も上がり冷たいコーヒーも美味しい季節になります。
今回紹介した「水出しコーヒー」はすっきりした味わいでゴクゴク飲めるコーヒーですが、飲み過ぎには注意してくださいね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。