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コーヒー豆の精製方法
ようやく涼しい日が増えてきましたね。
日中は少し暑いですが、朝と夜は寒さを感じてきて、クローゼットからブランケットを引っ張り出してきました。
さて、今回はコーヒー豆の精製方法についてお話しします。
コーヒー豆を購入すると、表記に「ウォッシュド」や「ナチュラル」などの単語が書かれています。
それらは、コーヒーの種子を取り出して「生豆」の状態にする精製処理方法を表したものです。
精製方法はコーヒーの産地ごとに方法が異なり、主に 「ウォッシュド」「セミウォッシュド」「ナチュラル」の3つに分けられます。
◾️ウォッシュド
大量の水で果肉を洗い流す方法で、「水洗式」とも呼ばれます。
コーヒーはスッキリとクリアな味わいに仕上がります。
1.収穫したコーヒーチェリーを貯水槽(水を張った水槽)に入れ、パルパー(果肉を取り除く機械)を使用して、果肉部分を取り除きます。
2.発酵槽(水を張った水槽)に漬けて、コーヒーチェリーの周りに付いたミューシレージ(ヌメヌメした部分)を自然醗酵で取り除いて水で洗い流します。
3.乾燥
4.脱穀
◾️セミウォッシュド
ウォシュッドで取り除くミューシレージをあえて残す、水の使用量を抑えた精製方法で「パルプドナチュラル」とも呼ばれます。
コーヒーは、ウォッシュドにはない独特な甘みを含んだコーヒーに仕上がります。
1.収穫したコーヒーチェリーを貯水槽(水を張った水槽)に入れ、パルパー(果肉を取り除く機械)を使用して、果肉部分を取り除きます。
2.乾燥
3.脱穀
◾️ナチュラル
コーヒーチェリーに果肉が付いた状態で乾燥させる伝統的な加工法です。
コーヒーはものすごくフルーティーな味わいに仕上がります。
1.異物を取り除いたコーヒーチェリーをそのまま乾燥させます。
2.脱穀
同じ産地でも精製方法によってコーヒーの味わいが変わるので、数種類のコーヒーを飲み比べてみると面白いですね。
産地は異なりますが、大和屋ネットショップでは「コーヒー豆セット」を販売しております。
3種類のコーヒーを飲み比べてみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。