ケニアのコーヒーを楽しむ
こんにちは
大和屋 広報担当のノブサワです。
大和屋がある群馬県は、最近少しずつ秋らしくなってきました。
大和屋高崎本店、店内の手ぬぐいも秋仕様になっておりとても素敵です。
今回は、本日発売のコーヒー豆
「ケニア カリアイニ・ファクトリー」
を使って美味しいコーヒーの淹れ方をご紹介します。
■ 味の特徴は・・・
果実味を感じるさわやかな印象としっかりとした質感、余韻あるコクが特徴です。
オレンジ、ラズベリー、スパイスのようなフレーバーを感じます。
■ ケニアを楽しむ
今回はハリオの円錐型のドリッパー「ハリオ V60」を使い、シンプルにホットコーヒーで飲みたいと思います。
円錐型なのでコーヒーの粉の層が深くなり、コーヒー粉に注いだお湯が円錐の頂点に向かって流れるので豆の旨みをしっかりと抽出できます。
このブログでよく使っているウェーブドリッパー(写真右側)と比べると湯が落ちる穴が大きいので、淹れるときの湯量で味わいをコントロールしやすく、自分好みに淹れられるところもこの円錐型のドリッパーのいい点です。
早速淹れて行きます!
ケニアのコーヒー豆を美味しく飲むために今回も
「お客様へ豊かなコーヒー生活が提案できるプロのコーヒーマン」を示す資格。
コーヒーマイスターの櫻井さんにご協力いただきました。
■用意するもの
・コーヒー 19g
・湯 300g
・ポット(注ぎ口が細いものが良い)
・ドリッパー (ハリオV60使用)
・ペーパーフィルター
・サーバー
あれば・・・
・タイマー
・スケール
コーヒーは楽しむことが第一なので、タイマーとはかりはなくてもOKですが、より美味しいコーヒーを淹れるため・・・
今回はタイマーがついているハリオのスケールを使いました。お家にある方も少ないと思うので、そんな時はスマートフォンなどについているタイマーを使うのもおすすめです。
◼︎作り方
〜準備〜
ペーパフィルターはこんな感じで、つなぎ目部分にそって折り
先端を軽く押しながら形を整えます
サーバーに、ドリッパー・フィルターをセットしたら少量の湯を入れ温めておきます。
フィルターも一緒に湯通しすることで、紙のニオイも流れ落ちます。
湯は一度沸騰させて、91℃くらいのものを使用。
コーヒーを淹れる際に使う湯量は300gですが、ぴったりだと注ぎにくいので多めに準備。
コーヒー豆を挽き、フィルターに入れドリッパーにセット。
「トントン」と軽くゆらし粉面を平らにします。
粉の粗さはお好みですが、迷ったら中挽きがおすすめ。
あっさり飲みたい場合は粗めに、濃く淹れたい場合は少し細かめに・・・
サーバーを温めていた湯を捨て、はかりを「0」にしたら準備完了です!
1 今回は全体で3分で淹れ終わるイメージおこないます
50gの湯を粉全体にかかるよう「の」の字を書くようにゆっくり注ぎます
2 ドリッパーを2〜3回軽く回し、粉と湯を攪拌させ
粉全体に湯が行き渡るイメージで回して行きます
3 タイマースタート 30秒蒸らします
4 120gになるまでゆっくり注ぎます
フィルターについているコーヒーの粉を落とすように大きめに「の」の字を書き、30秒蒸らします
5 300gになるまで、今回は中心を目掛け一点に落とします
6 湯面が2cmほど差が下がったら、フィルター側面についているコーヒー豆を落とすイメージで2〜3回軽く回し、粉と湯を攪拌させます
7 湯が全て落ちきったら
スプーンで8の字を書くように、抽出液全体が均一になるよう混ぜます
完成です!!
ベリーのような程よい酸味があり、雑味もないので、コーヒーの酸味が好きな方、スッキリ飲みたいという方にはおすすめです。
■コーヒーマイスター櫻井’sポイント
<ケニアは蒸らし時間を少し短めに>
ケニアのコーヒー豆は酸味に特徴があるので、蒸らし時間(=苦味成分が出る時間)を少し短く設定しています。
<湯が落ちる穴が大きいドリッパーなので>
今回、蒸らす時に2回ドリッパーを揺らして粉と湯を攪拌しました。
粉と湯がしっかり触れることにより、豆の味がちゃんと出ます。
<ドリッパーの溝の役割>
ハリオV6のドリッパーはらせん状に溝がついています。
溝があることで、自然と水流ができるので最後の300gまで湯を淹れるときは1点を目掛けていれ、雑味が出ないようにしています。
<今はこのレシピだけど・・・>
今はこのレシピが一番のおすすめだけど半年後・・・1ヶ月後・・・には変わっているかもと櫻井さん。
豆の個性や、その日の気分によって色々変えているそうなので、「これだ!!」というのがあったら、また新しいレシピが誕生します。
皆さまもそんな感じでコーヒーライフをお楽しみいただければと思います!
櫻井さん、ありがとうございました!
さてさて、ケニアなんですが「水出しアイスコーヒー」もおすすめです。
程よい酸味と口いっぱいに甘みが広がり、スッキリとした味わいなのでコーヒーの苦味が苦手という方にも飲みやすいと思います。
冷蔵庫保管で2〜3日経っても美味しく飲めるところが水出しアイスコーヒーのいいところです。
美味しい水出しアイスコーヒーの作り方はこちらから
美味しいアイスコーヒーの淹れ方紹介
■「ケニア カリアイニ・ファクトリー」商品情報
200g 1,620円
【珈琲鑑定士が選んだコーヒー】
ケニアは良質なコーヒーの生産地として、近年注目されています。標高の高さ、豊富な雨量、火山性の赤土といった要因により、すばらしい風味特性を持つコーヒーを生み出しています。
カリアイニ・ファクトリーは、複数の生産者からコーヒーチェリーを集め、コーヒーの生豆になるまでのプロセスを担っています。近代的な設備を導入し、数値管理、データ管理を行い、高品質なコーヒーを作り上げています。
焙煎度合い:シティーロースト(中煎り)
エリア:キリニャガ県ムクレ
品種:SL28、SL34、ルイル11
プロセス:ダブルウォッシュド
大和屋ネットショップから詳しい情報が見れます。
大和屋ネットショップはこちらから
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
色々なスタイルでコーヒーをお楽しみいただければと思います。