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0120-13-6911ナンバー・ヨンジュウ マンデリン。
「今までご愛顧いただいた皆様に感謝の気持ちを込めて最高の一杯をお届けしたい。」
その思いから、実際にインドネシアへ赴き探した、その名も「ナンバー・ヨンジュウ マンデリン」。
どうぞ、とっておきの一杯をお愉しみください。
No.40 MANDHELING
Chapter / 01
The trip for the perfect Mandheling
40th anniversary: Back to our roots
大和屋が7坪ほどの小さな店からスタートしたのは1980年のこと。今年おかげさまで40年を迎えることができました。コーヒー豆の挽き売り店を全国でも先駆的に行い、今では多くの方々にご愛顧いただいております。
「お世話になった方々に、感謝を伝える一杯をお届けしたい」との思いから、創業者である平湯正信が愛してやまない「マンデリン」こそ、原点回帰への思いを込める記念のコーヒーにふさわしいと考えました。
創業者 平湯 正信
創業当時の大和屋
コーヒー鑑定士 平湯 聡
現在の大和屋本店
「必ず、理想となるマンデリンを見つけてくる」そう決意し、コーヒー鑑定士・平湯聡が、とっておきのマンデリンを求めてインドネシア・スマトラ島へ旅立ちました。
Search for the perfect Mandheling
大小さまざまな島々からなり、世界最大の島嶼国のインドネシア。コーヒー豆の生産量が世界第4位と、屈指のコーヒー産出国でもあります。インドネシアにおけるコーヒー栽培は1696年にまで遡り、オランダ軍がアラビカ種をジャワ島に持ち込んだことが始まりといわれています。
マンデリンとは、スマトラ島北部・北スマトラ州で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆の銘柄のひとつ。現地の先住民であるマンダリン族が栽培を進めたことにちなんで「マンデリン」と名付けられました。マンデリンの生産量はインドネシア国内においてもわずか数パーセントとなっていますが、その希少性や、マンデリン独特の風味・味わいや品質の高さから世界的な高級銘柄として知られています。
今回訪れたのは、マンデリンの産地の中でも特に品質に定評のあるトバ湖周辺。カルデラ湖であるトバ湖とその周辺トバ高原は活発な火山地域であり、それらがもたらす肥沃な土壌をはじめ、降水量・日光量・気候とともに上質な豆を作る好条件が揃う恵まれた地です。
現地に到着後すぐさま、いろいろな農園を歩き回り、理想の豆をひたすらに探し続けました。たくさんの農園を巡りましたが、どの農園においてもまじめで情熱的な農園の人々の姿がありました。
コーヒーチェリーを収穫してから、商品としてのコーヒー豆ができるまでには実に多くの工程があり、その一つひとつにかかる時間や手間は想像を超えます。しかし農園の人々は、自らの作物に愛情と誇りを持ち、妥協せずコーヒーづくりに励んでいるのです。そうした工程を丁寧に手間ひまかけている、そのひたむきな姿に感銘を受けました。
Terima kasih!
生産者別・エリア別の50種類以上のサンプルをカッピングし飲み比べました。作られるエリアによって風味はさまざま。味覚・嗅覚をフル動員して香り・味わいの微妙な違いを厳しくチェックし、数あるサンプルの中からポルン(Pollung)というエリアの、アルフィナ―(Alfiner)さんの作ったコーヒーに出会いました。
グレープフルーツのような柑橘系のすっきりとした印象で、シロップを思わせる透明感のある甘さ、柔らかい口当たりが感じられました。「これはっ!」と思える理想に近いマンデリンを見つけることができました!
実際にアルフィナーさんの農園を訪れると、ちょうどコーヒー豆の収穫の真っただ中。一粒ひと粒、赤い完熟のコーヒーチェリーだけを手摘みで細心の注意を払って収穫します。コーヒーづくりに真摯に向き合い愛情を注いで作られたからこそ、すばらしいコーヒーができあがるのだと感じました。
そしてアルフィナーさんは言いました。「記念となるコーヒーに、私たちの作ったコーヒーを選んでくれて、光栄です!テレマカシー(ありがとう)!!」
日本から約5,000km離れたスマトラ島は、インドネシア共和国の西端に位置する島です。
スマトラ島は日本よりも面積の広い大きな島で、その北部に位置するトバ湖は最大長100kmもある世界最大級のカルデラ湖です。トバ湖周辺は昔からマンデリンの有名な産地でたくさんの農園があります。その中で、大和屋 平湯聡が惚れ込んだアルフィナーさんの農園はトバ湖の南東に位置しています。
Chapter / 02
Yamatoya’s charcoal roast
創業から40年間変わらない、大和屋の「木炭焙煎珈琲」。一般的にはガスで焼く焙煎が主流ですが、「日本人の味覚に合う珈琲をつくりたい」という創業からの思いで、炭火焼きの珈琲にこだわっています。炭火の遠赤外線効果で芯までふっくらと焼き上げ、珈琲の香りと味わいを最大限に引き出します。
豆の性質を見極め、一回一回、熟練の職人が丹精込めて焙煎していきます。手間のかかる分、木炭焙煎でしか引き出せない唯一無二の風味を味わうことができます。
現地で感じたマンデリンの味わいを再現できる理想の焙煎方法を見つけるため、焙煎の試作を幾度も重ねました。深煎りにして苦みを出してしまうと風味は損なってしまう。浅煎りでも口当たりが弱く酸味のカドが出てしまう。焙煎の微妙な調整に苦心しました。そしてようやく絶妙なポイントを見つけ、このマンデリンは少し時間を長く取って中煎りで仕上げることによって、風味を引き立たせることができました!
Chapter / 03
No.40 MANDHELING
1,290円
(本体価格)
1,460円
(本体価格)
150円/枚
(本体価格)
柑橘系のすっきりとした印象、
上品で柔らかい甘さと口当たり。
現地に赴いて豆の買い付けから、
試作を重ねた焙煎に至るまで、
こだわり抜いた
″とっておきのマンデリン”をぜひお愉しみください。
生産国 | : インドネシア |
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産地名 | : 北スマトラ州 フンバン・ハスンドゥタン県 |
生産者 | : アルフィナー・ルンバンガオル |
標高 | : 1,500~1,600メートル |
プロセス | : ウェットハルおよび天日乾燥 |
焙煎 | : ハイロースト |
買付け | : コーヒー鑑定士 平湯 聡 |
Chapter / 04
40th anniversary
大和屋の新しいシンボルマーク
40年の節目を迎えるにあたり、いままでの原点とこれからの未来をみつめ、大和屋のシンボルマークを新しくデザインしました。花のようにも見える円の中に並んだ6つのコーヒー豆と、外側の円を一つのコーヒーと見立てて、全部で縁起の良い7つのコーヒー豆をあらわしました。その名も「丸に七珈琲」と名付け、コーヒーを中心に会話の花が咲くように、皆様方に寄り添えるほっとできるコーヒーを提供できればとの思いを込めました。